神奈川県》箱根・宮ノ下温泉
■箱根吟遊
(ハコネギンユウ)
HAKONE_GINYU
〒250-0404
神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下100-1
TEL:0460-82-3355
公式HP:http://www.hakoneginyu.jp/(Flashモバイルサイト)
▼貸切風呂の数DATA
貸切露天風呂:1
貸切の内風呂:1
部屋付き露天風呂:20
部屋付き豪華内風呂:7

▼貸切風呂ココがPOINT!
本館にあったエステルームをさらに進化させて、新たに2010年9月に「Ginyu Spa」がオープン。 その施設の中に露天風呂が設けられている。 通常の営業時間中は、施術のコースの中で利用されるお風呂であるが、2011年4月から、1日1組限定で、このスパ施設全体が貸し切れることになった。 ということで、露天風呂も貸切で利用できる事となったわけだ。 この「Night Ginyu」と呼ぶサービスは、21:00〜23:00の2時間。 貸切露天風呂は、この宿唯一の源泉かけ流しの温泉。 つまり、「ナトリウム−塩化物泉」(弱食塩泉)そのままの泉質を体感できるというわけだ。 源泉温度は、52.6℃。 pH8.4の弱アルカリ性。 弱アルカリ性の湯は、肌の古い角質を溶かして落としてくれる作用を持つ美肌の湯。 食塩泉は、肌の汗腺を塩分で蓋をして、湯冷めしにくくさせる、温まりの湯。 無色透明ながら、極上の湯を全身に包まれて、至福の時を過ごしていただきたい。 ライトアップされた緑の木々も、幻想的な雰囲気を演出してくれている。

「箱根吟遊」は、全20室に露天風呂が付く。 しかも、崖にへばりつくように建物が建っているため、どの部屋の露天風呂からでも、箱根連山の眺望が楽しめる。 しかも、その客室露天風呂のあるスペースは、オープンテラスとなっており、湯浴みだけでなく、ソファーなどが置かれているので、アウトドアのリビング空間にもなっているところがさらに魅力を増幅させている。 湯上りにはバスローブを羽織って、風になびく木の枝や、鳥のさえずりなど、箱根の大自然を身近に感じながらビールなどもいただける。 「箱根吟遊」の客室露天風呂の特長は、何といってもその眺望の素晴らしさと、贅沢な寛ぎを与えてくれる設え。 泉質うんぬんよりも、ヒーリングスパとしてのスペックは非常に高いと言えるだろう。

▼画像集
貸切&客室露天風呂1
貸切&客室露天風呂2
施設&大浴場1
施設&大浴場2
客室
料理
お土産&その他

▼宿泊情報
【IN】14:00
【OUT】11:00
【通常料金】
\30,000〜(休前日+\4,000)
【カード使用】
【夕食】月替わりのオリジナル懐石料理
【朝食】和食か洋食のどちらかを選ぶ
【部屋食】夕朝

▼貸切風呂情報
【貸切料金】
宿泊の場合宿泊の場合(Night Ginyu)〜「Ginyu Spa」を夜間、貸切できるサービス
1組10,000円/120分
「Ginyu Spa」内の貸切露天風呂やウォーターガーデンを望むリラクゼーションルームを貸切できる
※思い出のCDを持ち込みOK
※シャンパン(¥10,000〜)、ケーキ(¥3,500〜)、お花(¥3,000〜)などの有料サービスもあり(要予約)
【利用時間】
21:00〜23:00の間で、1日1組限定
※宿泊客の休前日(繁忙日)の貸切可
【貸切風呂の予約方法】
事前予約(宿泊予約時)・チェックイン時

▼施設情報
【部屋数】
和室17室(バストイレ付き17室)※うちメゾネットタイプ1室
洋室3室(バストイレ付き3室)(75名)
【駐車場】
15台
【施設】
ラウンジ・カフェ・バー・エステサロン・売店

▼泉質・効能
【泉質】
ナトリウム−塩化物泉 (低張性 弱アルカリ性 高温泉)※旧泉質名 弱食塩泉
【源泉の温度】
52.6℃ (第2源泉39.9℃と第3源泉45.4℃と第4源泉44.3℃の混合)
【湧出量】
約90リットル/分(使用量・・・自家源泉分75リットル/購入分15リットル)
【源泉の湧出状況】
※自家源泉(宮ノ下温泉)・・・約1km離れた姉妹館「武蔵野別館」の敷地にある源泉井戸から引き湯
※他の施設から購入・・・旧・奈良屋旅館(現・エクシブ箱根離宮)敷地の源泉井戸から引き湯
【加水/循環ろ過】
●男女別大浴場・・・源泉かけ流し+循環ろ過装置導入
●客室露天風呂・・・循環ろ過装置導入(湯舟の湯量が減った場合に新源泉投入
●「Ginyu Spa」貸切露天風呂・・・加水なしの源泉100%かけ流し
【加温】
あり
【消毒】
あり(セラミックスに銀を融合させた多機能型除菌、塩素系薬剤)
【浴槽の掃除の回数】
大浴場・・・2日に1回
客室露天風呂・・・毎日
「Ginyu Spa」貸切露天風呂・・・毎日
【入浴剤】
未使用
【効能】
慢性婦人病、虚弱児童、慢性皮膚病、切り傷、やけどの他一般的適応症(神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進)
【湯の色】
無色透明
【飲用】
不可
【飲用の効能】

【におい/味】
無臭無味

▼日帰り貸切情報
【料金】
※日帰りエステ+入浴のみあり エステ料金+入浴料(\1,625)
【利用時間】
DAYSPA 受付10:00〜/NIGHTSPA 受付18:00〜
【食事付きプラン】
なし

▼こだわり情報
【近くのコンビニ】
徒歩で5分(ローソン)
【携帯アンテナ】
ドコモ(MOVA):2本
ドコモ(FOMA):3本
ソフトバンク:3本
au:3本
【冷蔵庫】
利用した分だけ申告(持ち込み料:3,150円)
【その他情報】
シャンプー:◎
リンス:◎
リンスinシャンプー:×
ウォッシュトイレ:◎

▼CHECK!

日本には「名旅館」と呼ばれる宿がいくつかある。 それは、日本文化の粋を結集したものだったり、建物や庭園が立派だったり、心のこもった接客サービスをし、極上の旬の料理をいただける宿。 客室も洗練された設えがされており、掃除も行き届き清潔感溢れる宿。 そして、長い年月をかけ、多くの顧客に支えられ、支持をされてきたところなのだろう。 ある平日の11時すぎに、この宿のロビーにいたことがある。 30分ほどの間にチェックアウトの6組の客が精算をしている光景を眺めていたが、なんとその6組中4組の客が数ヶ月先の次の宿泊日を予約していた! これでは新規客の予約は相当に難しい。 実際に、公式HPを見ると、毎朝9時より、1年後の同日まで予約を取っている。 この事からも、この異常とも思える人気ぶりが窺い知れる。 さすがに、東日本大震災後は、若干、予約は取りやすくはなったが、それでも他の宿とは比べ物にならない。 客層もいい。 品の良さそうな中高年層が多く、お二人様専用旅館のイメージはない。 人気のエステの影響もあるだろうが、OLさんグループも多いようだ。 女性に支持されるという事はやはり強い。 箱根という土地は、一般的に日本で一番立地に恵まれた温泉地と言われている。 何といっても首都圏からのアクセスが容易。 だから、それにあぐらをかいている宿が多いことも事実。 しかし、「箱根吟遊」は、立地的優位の土地でありながら、思いつく、できる限りの“企業努力”をしたからこそ、現在の成功につながっているのだ。

この宿が佇む箱根・宮ノ下という場所は、明治初期の頃から、リゾート地として栄えてきた土地である。 その一役を担っていたのは、明治11年創業の「富士屋ホテル」だろう。 主に外国人を対象にした本格的リゾートホテルを目指し、実際、マッカーサー元帥、アイゼンハワー大統領など、海外から要人たちが、こぞって訪れた。 宮ノ下にある写真館には、チャールズ・チャップリン、ヘレン・ケラー、そしてジョン・レノンなどの姿も見ることができる。
その頃の「富士屋ホテル」のライバルは、格式高い老舗旅館の「奈良屋旅館」(江戸元禄期1700年頃創業、2001年閉館)だった。 幕末から明治の世になってから、多くの外国人が日本に来るようになると、和の文化に触れようと、湯量も豊富な温泉旅館であった「奈良屋旅館」は、格好の宿泊先となった。 屋号も「奈良屋ホテル」と改称し、「富士屋ホテル」と外国人客の争奪戦を展開したという。 そのため、明治26年(1893)に協定を結び、「富士屋」は外国人専用、「奈良屋」は日本人専用という線引きを行ったという(大正時代初めまで)。 しかし、「奈良屋」は、たくさんの国内外の要人に愛され、箱根屈指の老舗旅館として営業していたが、2001年6月で約300年の歴史に幕を閉じ、その後会員制ホテルを運営する会社に売却された。 その隣に佇むのが、ここ「箱根吟遊」。 自家源泉を持ってはいるが、不足分を元「奈良屋」の源泉井戸から買っている。 「箱根吟遊」のお風呂に、わずかながらでも「奈良屋」の温泉が息づいているのだ。


「箱根吟遊」のスタッフのサービスレベルは、すこぶる高いと評判だ。 上品で、スマートな接客応対をしてくれる。 例えば、ある事を質問すれば、大抵の事は、その場ですぐに返答してくれる。 よくある旅館の仲居さんのように、「少々お待ちください」と言って、助けを求め、事務所に聞いてくる事はあまりない。 全国の旅館の跡取りが、修行のためにとスタッフとしてこの宿にお世話になると聞く。 それは、毎日ほとんどが正社員のスタッフだからこその現象。 平日も含め、ほとんど連日満室だから、スタッフはローテーションによって、出勤日を決めていく。 つまり、週末だけ満室の旅館は、その時だけパートのスタッフや、派遣スタッフを用意する。 「箱根吟遊」のスタッフに余裕を感じられるのは、世の中が繁忙期だろうが、週末だろうが関係なく、同じスタッフ(正社員)が、毎日宿で働いているから、施設の隅々まで様子が分かっている。

料理も、宿に泊まる楽しみの大部分を占める。 「箱根吟遊」の夕食は、日本の良さを感じさせるべく、素材を吟味した懐石料理。 よく県別単位での地産地消という小さなテーマにはこだわらず、国内の厳選された旬の素材を取り寄せ、渾身の業と手間をかけ、ゲストに提供する。 基本的には部屋食となるが、食事をするダイニングスペースと寝室は、きっちりとセパレートされているので、気持ちよくいただける。 朝食は、和食と洋食が選べるようになっているのも嬉しい。 これらの食事は、室内の雰囲気、周辺の環境、そして大事な人と交わす会話を含め、至福の時間を約束してくれる。

そして、ほとんどの女性の宿泊客が申し込むという、直営の本格的エステサロンも、この宿の大きな魅力となっている。 以前は大浴場となっていた離れ部分、緑に囲まれた箱根の森の中にパビリオンを設け、2010年9月に、その名も「Ginyu Spa」としてオープンし、内容もグレードアップした。 宿が、なかなか宿泊予約が取れないという事もあり、日帰り客でもエステが受けられるようにもなった。 「箱根吟遊」のセラピストは、テナント営業ではなく、直営。 直接、お客の肌に触れるものだから、安易に外部の会社に任せられない・・・というのも、こだわり。 実は、全国的に見渡しても、自社スタッフによるスパ施設は、非常に珍しいのだ。 商材にもこだわり、安心して使用できる様にオリジナル開発されたのがGinyuSpaシリーズ。 ちなみに、その基盤となっているGinyuシリーズは、客室や大浴場のアメニティとして、箱根吟遊の細やかな魅力を支えてきた、云わば縁の下の力持ち。 宿泊客の意見を取り入れて開発を聞きながら、 「吟遊スパ」 により適した商材を追求した結果、業務用のアメニティとは比べ物にならないほど贅沢な内容に仕上がったのだ。 まさに「箱根吟遊」直営であるからこそのパフォーマンスの高さだ。

さらに、「Ginyu Spa」にはここにしかないサプライズのサービスも用意されている。 この「Ginyu Spa」の施設を、まるごと貸切できるサービスだ。 エステの営業が終わる夜9時から11時までの2時間を独占できるというもの。 リラクゼーションルームと源泉かけ流し風呂も利用できる。 バーテンダーがカクテルをはじめ、お好きなお酒も運んできてくれる。 さらに、事前に予約すれば花束やケーキ(有料)も手配してくれる。 思い出のCDなども用意すれば、いっそう盛り上がるはず。 このように、アニバーサリーのためのあらゆる演出に対応してくれるのが「Night Ginyu」。 リラクゼーションルームからは、妖艶に光り輝くウォーターガーデンの先に、静かに鎮座する箱根連山の稜線が、かすかに見える。 刺激的でスプリチュアルな一夜は、ゲストの大切な思い出として、しっかりと記憶に残るはず。 「Night Ginyu」は、一日一組限定のスペシャルイベント。 料金はたった1万円。 宿泊の予約が取れたら、ぜひ申し込んでいただきたい。


「箱根吟遊」を予約すれば、大事なパートナーや両親への、最高のプレゼントになるはず。 箱根は、平日なら東京からクルマで1時間ちょっとで辿り着ける場所だが、館内に入ってロビーの先に見える絶景は、一瞬のうちに非日常の世界へ誘ってくれる。 日本という国の自然の美しさを、この宿が教えてくれる。 「箱根吟遊」の日本旅館として素晴らしいのは、宿から、部屋から、そして客室露天から眺める箱根連山によって、シンボリックに四季を教えてくれる事。
2012年は、10周年の節目となるが、次のステージ、新たなるこの宿の変遷は楽しみでならない。 日本の四季を印象付け、大自然の中に身を預けられる癒しの空間、絶景を愛でる客室露天風呂、他の追随を許さない至福の時間を約束するエステ、豊かな大地と海が育んだ極上の素材を使った料理・・・どれをとっても、国内の高級と呼ばれる老舗旅館、海外の高級リゾートホテルに引けを取らない。 インターネットも当たり前の情報インフラとなり、日本旅館もグローバルな世界の一員となった。 日本の文化「温泉旅館」と、日本が誇る「リゾート」である箱根の「四季」。 そして五感を癒す「スパ」を欲張りに表現すれば、こうなってしまう。 「箱根吟遊」は、日本旅館の文化とバリの様式の融合と前述したが、施設の形態としては、「旅館」と「リゾートホテル」のミキシングのようでもある。 まさに、“いいトコ取り”の宿なのだ。 日本の施設らしく、20室規模というコンパクトさもいい。 それは、京都・龍安寺の枯山水の石庭の如く・・・。 幅25m、奥行き10mのあまりにも有名な石庭は、最初は狭いなと感じるが、しばらくすると不思議にサイズ以上に広く見えてくる。 目の錯覚を利用して塀の高さを微妙に変えているのが、その秘密らしいが。 そして、いつ見ても、感動を覚える。 よくも、このような場所に、素晴らしい宿を建ててくれた事に感謝するばかり。 「箱根吟遊」という宿は、何度行っても、新たな感動とイメージを植え付けさせてくれる稀有な空間であり、もしかすればパワースポット的な場所かもしれない。 もしくは、天を自由に飛びまわる「龍」が、ひと休みしている場所なのかも。 渓谷を流れる早川が、龍の姿に見えるからだろうか。(JIN)
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